本日11月11日は、数秘的視点でいう「11」というマスターナンバーのもつエネルギーが、私達の意識をより高い次元に繋げ、拡大するのを助ける「11・11のパワーゲート」の日と言われています。このゲートは以前の記事で書いたように11月1日からオープンしていましたが、エネルギーが最高潮になりゲートがアクティブになるのが、この11日だと言われています。
これを読んで下さっている皆さんにとって、この11日間はどんな期間でしたか?
もちろん、毎年11月11日はあるのですが、今年2017年は9年サイクルの始まりの年ということもあり、今回の「11・11ゲート」は新しい次元サイクルの始まりのゲートになります。
このゲートを通過するために、私達はこれまでもう機能しなくなった古いパターンや内なる自分のシャドウの部分と向き合い、手放しをし続けてきたわけです。
そしてこの「11・11ゲート」の今日は5:36に獅子座で下弦の月を迎えました。
下弦の月の時は、アクティブに行動するよりも、自分の心と体としっかり向き合い、
ここまで自分が取り組んできたことを内観していく時です。
また下弦の月の時は、月と太陽のポジションから自分の中に葛藤や抵抗が生まれやすかったりします。
今回は獅子座にある月が、自分の外の世界に向かって’自分らしさ’を表現・主張していきたいのに、
蠍座にいる太陽が、必死で隠そうとしている自分の最も弱い部分を炙りだしていて、
「目を背けたくなる弱さを抱えた素の自分」 VS 「人にこう思われたい自分像」
との葛藤が浮き彫りになるかもしれません。
それは、プライド、虚栄心、自己顕示欲、承認欲求、批判精神、他人との比較や競争心、怒り、嫉妬などが自分の中にあることを認識することで気付けるように思います。
そして気付けたら、
太陽ー蠍座のプロセスの中にいますので、
ここは目を背けず、しっかりと自分の弱さと向き合っていきましょう。
というのも、私達が最も恐怖を感じるのは、
’とんでもなく恐ろしいものだろう’と、見てもいないものの想像を膨らませる時だからです。
お化け屋敷が怖いのは暗闇で見えないから。
明るい中で幽霊に化けた人たちを見ても怖くありませんよね。
私をこんなに怖がらせる自分の弱さや恥、
私をこんなに惨めな気持ちにさせる自分の醜さや無能さ、
私をこんなに咎める自分の罪深さや狡さ。
今度こそ、しっかり見据えてやろうじゃないの。
勇気と決死の覚悟をもって、その内なる深い闇にダイブした時、
そこであなたは何を目撃するのでしょう。
どんな真実を発見するのでしょう。
・・・そもそも本当に自分の中に目を背けたくなるようなものが存在しているのでしょうか。
お化け屋敷の幽霊が偽物だったように。
最後に、
今回の星の配置では「火」のエレメントがポジティブに働くので、
この時期、自分の直観、純粋な意図や願望、情熱、喜びに従うとスムーズな流れに乗れそうです。
そんなその感覚がなかなか得られないという人は、
敢えていつもと違うパターン(習慣やルーティーン)を日常の中に取り入れてみるのも良いかもしれません。