【新・土星−山羊座時代】形をもたない城(前編)

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2017年も本当にもう残すところ僅かとなりましたね。昨日、私の会社でも本年度の業務が終わり、冬季休暇に入りました(一応、表面上は・・・^^;)。

この間、友人とも話していたのですが、

この2017年、今までとはまた違うスケールと視点で激動な年であったように感じています。

私、個人としては、

今年もいろいろありましたが(本当に!)、

ひとつひとつの体験がユニークでただ愛おしく、

’地球上で肉体をもって生きていることの醍醐味、面白さ’

を今までにない感覚で感受しています(はい、私はかなりのMなのです…笑)。

皆さんにとって、2017年はどんな一年でしたか?

そして今、この2017年が幕を閉じつつあると同時に、少し前から既に2018年のエネルギーも流れ込んできているのも感じています。

今、どんな流れの中にあり、どこに私達が意識を向けていくと良いのか、

そのポイントを伝えていきたいと思います。

 

■現在、山羊座シーズンの真っ只中

12月20日に土星が自分のルールする山羊座に帰還したのに続き、冬至で太陽、その後、天王星や金星も次々と山羊座入りし、

只今、山羊座のエネルギーが色濃く強力に働く流れの中にあります。

・・・で、いつもならここで山羊座のエネルギー的特徴、性質について述べるのですが、

今回は、いや、今後はいわゆる古典的な従来の視点ではなく、

これからの私達のより意識がシフトした新しい視点でみていきたいと思います。

春分で始めた黄道12宮の旅も最後のフェーズに突入して、最初に迎えるのがこの山羊座です。

ここで、これまで向き合い取り組んできた自分の情熱、願望、欲、意志、価値観、夢、ビジョンをいよいよ社会で(皆に分かる形で)実質的に、「形にしていく」というプロセス、

つまり、「実現」のステージになります。

一つ前の射手座で描いた、自分の真実を追求して得た「ビジョン」を実際に現実化していくことを行っていきます。

ただこれは山羊座に太陽が滞在するこの時期だけのことではなく、

土星が最も自分らしく振る舞える山羊座に滞在するこの後の約2年半のテーマにもなっていきそうです。

■これからの土星−山羊座時代 

これまでの自己実現をしていくのに前提になっている、

「従来の権力や権威の下での支配、誰か(社会通念、集合意識など)が作った強固な枠組み、組織による制限や制約、そして我慢……」

という時代が終わり、

一人ひとりが各々の個性を活かし、各々のユニークなやり方で実現していき、

それがまた周りにも影響し、

時に必要があればお互いにサポートして助け合い、

そうやって各々が創り上げたものに関わった人達や周りにもさらに伝播し、

社会や世界全体として調和されている、

というものになっていくのではないかと思います。

実際、土星や山羊座は’社会構造やシステム’に関わる性質をもっており、

「枠組みや形が固定された、重い構造」

「形にとらわれない、柔軟性のあるシステム」

に移行していくのではないでしょうか。

ただ、どちらが優れていてどちらが良くない、と言っているわけではありません。

例えば従来の社会構造であれば、

制約があっても、国や文化、家系、教育、仕事などの人生の舞台において、ある権力や権威いう名の庇護の下、’安全、規律、秩序、伝統、保証’というものを求めてきた私達の不安や恐れに対するニーズを担ってきたわけです。

一方、移行していくと思われる先は、自由だけど、一生を保証するような(笑!)大きな組織や後ろ盾がない中で、’基本はまず自分の足で歩いていく’ということが求められます。

あとは、あなたがどちらを選ぶかというだけです。

飼われた籠の中の鳥で一生を終えるか、籠から外の世界へ飛び出す鳥になるのか。

現在、私達の恐れや不安を煽って、一生安泰をあたかも保証しますと謳ってきた、またそれに似たようなことをやる組織やそのやり方が崩壊しつつあることを日々、目の当たりにしています。

こういう一見、ショッキングに思える社会構造やシステムの機能不全や崩壊は、

もはや鳥籠は一生を保証するものではなく、単なる自分を制限するものであることに、

気付かせてくれたりします。

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まだ終わっていませんが、

長くなりそうなので、まずはここまでにします。(続く)

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