4月20日に、太陽が黄道十二宮のサイクル2番目のステージである「牡牛座」に入りました。
牡牛座のステージでは、
「私達は五感や感覚を通じて、現実の物質的な価値あるものを欲求し堪能」します。
つまり、’人間の肉体的な体験’というものです。
それは私たちにとってあまりにも当たり前なことのように思えますが、
肉体を持たぬ私たちの魂にとっては、
見ること、触れること、匂いを嗅ぐこと、聞くこと、味わうことは、
言葉(思考)を超越した、
歓喜とエクスタシーに満ちた体験です。
(実際、これは人間だけに与えられたギフトで、天使達には体験できません。)
この肉体の側面を通じた体験を通じて、
魂が被ったフィルターの「私(自我)」がその独自のセンサーで受け取ったことを
感情や感覚を伴って、魂で感じ尽くすのが牡牛座の性質です。
そこにさらに、牡牛座の支配星である金星が、
その人独自の美しさや調和、居心地の良さ、豊かさを感じる感受性をサポートします。
つまり、私たち一人ひとり感覚や感性が、
どこに気持ち良いと感じ、
何に美しさや調和を見出し、豊かさに触れ、
そしてこれらをどのように感じるのかが違うということです。
そう、あなたの体感そのもの、そしてその感じ方は、
あなただけの唯一無二な’価値’なのです。
もっと言えば、
’あなた’というのは、唯一無二の特別な視点をもった宇宙(創造の源、神)の一部である、
ということなのです。
実は、牡牛座のテーマの真の目的とは
「ありのままの自分という自己価値を認める」
ということだと思うのです。
というのも、自分の創造している物理的に現れた現実の世界というのは
自分の「自己価値」に基づいているからです。
前から書いているように、
自分が主権をもって自分の世界を創造する(自分を生きる)のに、
「自分で感じ考え、決めて、行動する」
をしていくにあたって、その基盤を作っているのがまさに「自己価値」なのです。
基盤だけに、ここがしっかりしていないと必ず行き詰まります。
そして、これから私たちはこのテーマと否応なく真正面から向き合っていくことになるでしょう。
(あ、こういうことは逃げるともっと過酷になりますよ〜苦笑)
それは、4月18日に山羊座の土星が逆行したことに加え(9月まで続きます)、
今年のクライマックス級の大イベントである、
「天王星の牡牛座時代(約7年間)」が5月16日にいよいよ始まるからです。
天王星が働きかけてくるだけに、人の意識を覚醒させるための衝撃的なやり方で
物質的価値(モノ、お金、仕事、所有物など)や豊かさ、物理的に固執していることに対して、
個人レベル、社会レベルで徹底的な揺さぶり(まくり!)が始まるでしょう。
まず5月16日までは、
土星逆行も活用して、自分の望む現実と目の前の現実とのギャップを直視して、
自分自身の自己価値について向き合ってみることが大事なように思います。
それにしても、今年の占星術的天体イベントの見どころはこれからだったんですね〜(汗)。。