本日4月16日10:57に、牡羊座で新月を迎えました。
牡羊座は太陽が一年かけて巡る十二黄道宮の最初のステージ、
つまり、新しいサイクルの「始まり」の時です。
特に、今回は新月という、こちらも月のサイクルの「始まり」の時であるので、
この新月はまず、「新しい何かの始まり」が強調された時です。
さらに新月ですので、月だけでなく太陽も同じほぼ位置にいます。
つまり、潜在意識(月)と顕在意識(太陽)との間で互いの力が強まり、
この「新たな始まり」に向けて本格的に始動する時といえます。
これに加え4月15日に先月から続いていた水星逆行が解除され、
今まで足止めされていたような動きにも軽やかさが出てきて、
この「新しい始まりの時」のスタートを加速してくれそうです。
◆「振り返り」の新月でもある
そして、この新月は上記とは相反するようですが、あるテーマの「終わり」のステージでもあります。
それは、今回の新月とほぼ同じ位置にある天王星がもたらす学びです。
天王星は既存の概念・常識をぶっ壊し、私達に覚醒を促す’電気ショックの星’です。
この天王星が、
「私とは何者なのか」、「私はどうしたいのか」という自分軸をつくる牡羊座での滞在7年目の最後の1ヶ月を切りました。(天王星は84年かけて十二黄道宮を巡るため、ひとつの星座(宮)に約7年滞在します。)
天王星が魚座から今の牡羊座に移った7年前、2011年3月12日は皆さんは何をどのように感じて生きていたでしょうか。
よく覚えていない、という方でも、
この日のまさに前日に、あの東日本大震災が起きたことが分かれば、その日の記憶が一気に蘇るかもしれません。
あの震災は被災地の人達はもちろん、日本全国、さらには全世界の人にとってあまりにも衝撃的でした。
その衝撃とは被災の酷さそのものだけでなく、
皆が、’自分の生き方’についてこれまで当たり前と思っていたことが根底からひっくり返されたことではないでしょうか。
天王星は、地球上の私達からすると衝撃的なやり方で私達の意識に’本質的に’かつ’強力に’働きかけてきます。
「本当にこれがあなたにとっての幸せなの?」
「これがあなたが心から望んでいることなの?」
と、天王星は私達の魂の道からそれるとそれに気付かせるきっかけを容赦なく(笑)ふっかけてきます。
その天王星の牡羊座での、恐らく人生最後の学び(次回は84年後です)を残りの1ヶ月でこの7年間を総仕上げします。
そのキーワードは、「セルフ・エボリューション(自己革命)」です。
もう既にこのチャレンジに臨んでいる人も少なくないでしょう。(私自身もずっと今までのパターンにない選択や新しいチャレンジの連続です。)
「自分の在り方や生き方」について、今こそ、
誰かや状況に期待したり、依存したりして自分以外のものに責任転嫁するのではなく、
「’自分で’自分自身と向き合い、決断して、行動する」
ということに取り組む、ターニングポイントとなるチャンスの時なのだと思います。
こういった自己意識の基盤があってはじめて’本当に自分の人生を生きる’ことができるからです。
そんな今後の自分の生き方の流れに関わる重要な新月のタイミングを
しっかりとチャンスにしていきたいですね!