自然療法、クリスタル、アロマテラピー、フラワーエッセンス、カラーセラピー、オラクルカード、占星術、タロットカード、ネイチャーマジックなどの講座、ワークショップ、セッションを提供するサロン&ショップです。

【蠍座の新月】失われたピースの再統合

11月18日20:42に蠍座で新月を迎えます。

これは、蠍座のエネルギーを取り入れて向き合うべきテーマのスタートを表すのですが、

・・・どうでしょう。私個人としては、既に蠍座ワールドの中にどっぷり浸かっている感じがしています。

というのも、先月には太陽と、1年のテーマをつくる木星、さらに先日に金星までも蠍座入りしましたので、今年のこの新月は蠍座エネルギーが半端なく濃い感じがしています。

蠍座のエネルギーは、(*以前の記事でも少し書いております)

「隠された最も重要なもの・秘密に触れるというミステリー、ブレのない一点集中で奥深く探求し経験する、自分の一部を他者と融合する強烈な繋がり、そして、これらの体験を通じた内なる死と再生・変容」

というテーマをもたらし、狙いを定めた精密な一点をどこまでも深く重く掘り下げていく内向するエネルギーです。

・・・はい、なかなかヘビーでディープなエネルギーなのです^^;。

改めてですが、このエネルギーを帯びた太陽(意識)と木星(拡大・成長していく1年のテーマ)の流れの中に、今回の新月(潜在意識)が入ってくる感じです。

そんな強烈な蠍座のエネルギーの中、皆さんはどんな体感、感覚をもって日々、この世界を見ているのでしょう。

私個人のここ最近の蠍座のエネルギーがもたらしていると思われる体感としては、

肉体、マインド(思考)、スピリットの全てで、今までとは比較にならないほど(比較すること自体無意味なのかもしれませんが)強烈かダイナミックなシフトが起き、さらに新たなステージに到達したような感じがしています。

肉体レベルではシンクロや明確なサインを尋常ではないほど見せられ、

マインドのレベルでは、外の世界に見るあらゆるものの中にますます自分自身を見るようになり、状況や他者を通じてますま自分の中に入っていく感じです。

またマインドが作り出す感情においても、蠍座のエネルギーで自分の意識奥深くに入っていくことで、思考では一応片付いていたことになっていたあまり触れたくない過去の思い出が次々と浮上してきたのです。

’自分でも忘れかけていたようなことなのに、なぜ今さら?’

と思ったのですが、私の感情の中ではまだ終わっていなかったのでしょうね。

ところが今回のこの体験の面白かったのが、

私の記憶の中では、苦しかったり、傷ついたり、虚しくなったり、落ち込んだりした過去の思い出には’別の見方がある’ことに気付かされたのです。

それは、

’ただ受け入れ、優しさと思いやりをもってみて見る’

というものです。

ここでちょっと前に書いていた記事のマンスリーキーワードの「視点を変える」の意味がやっと分かりました(自分で書いておきながら・・・笑)。

それは’ただある’というだけのことであり、それで完全なのである。

閃きの稲妻が静かに自分の中を貫いたのが分かりました。

そして自然発生的にそれを’ただ美しい’と感じたのです。

それだけです。

それだけなのですが、それで全てが満ち足りるほどの至福感で満たされました。

そしたら何が起きたかというと、

元々は私の一部だったのにバラバラに飛び散っていた沢山のピース(断片)が自分の所に舞い戻ってくる感覚を覚えたのです。

思考では全てを捉えきれませんが、それらのピースの中には時空を超えてきたものもあるように感じました。

これが、

’自己と繋がる’

ということなのか。

まだ私のマインドは起きていることの理解に追いついていないし、この先、追いつくことがあるのかどうかも分かりません。

しかし、体感したことは事実です。

通常、私はこのブログの記事の中では自分の個人的な体験を書くのをできるだけ控えてきました。読んでくださっている方に、私の意識の中で迷子になってほしくないからです。

でも今回は、自分の体験を皆さんにシェアをすべきだと感じました。

それは、蠍座特有の’自分の一部を他者と融合する’というエネルギーと、

記憶、思い出、感情、慈愛、優しさなどを介して全てと繋がる「水」のエレメントの世界と、

そして、

’ただ在ることを受け入れ、育む’という「女性性」のエネルギーが織りなす、

’今’という特別な瞬間のギフトが私達に与えられているという証なのかもしれません。

今回の新月は、新月となった瞬間にボイドタイムに入り、

意識の太陽と、無意識の月が(他の惑星に邪魔されず)二人っきりで抱き合うひとときが用意されています。

この蠍座ワールドの最中、どうぞ静かに内なる自分と向き合う時間を大切にされて下さい。