15日の中秋の名月、美しかったですね。
この9月から1日の日食の新月に始まり、17日の半影月食の満月と、アクティブな月のエネルギーの動きと影響が見られます。
今回の半影月食は今年3度目であり、そして今年最後の半影月食なのだとか。半影月食は月が地球の半影とよばれる薄い部分に月が隠されるもので肉眼では月の明るさの変化はわかりにくいのですが、月食は月のエネルギーを更に強める現象です。
大きな変容の始まりと思われる日食の新月から今回の月食の満月で、まずはひとつの大きな流れの一段階が終結するようです。ただ単に’何かが終わる’というのではなく、今まで意図して取り組んできたことが明確な形や答えとなる、言わば’実を結ぶ’という状態を実感できる時のようです。
またスピリチュアルな世界で9月は「ハーベストムーン(収穫の月)」と呼ばれたりするのですが、この時期は、今まで育ててきた農作物の文字通り収穫の季節であることからも、この時期の月のエネルギーが’実を結ぶ’’、’ひとつのサイクルの終結’を私達にもたらすようです。
ただ「物事の終わり」また同時に「ひとつのサイクルの終わりと次の新しいサイクルへの始まる前」を表します。
というわけで、今まで私達が向き合ってきたことや取り組んできたことへの答えが明確になるとともに、それまでのその流れがまずここで終わり、そして新たな方向性や質の始まりの時でもある、大きな転換点でもあるのです。
そんな大切な転換点をうまく越えていくためのヒントになりそうなのが、今回の満月が起こる魚座のキーワードにありそうです。
<魚座のキーワード>
・受容すること
・豊かな感受性
・無条件の愛
・癒し
・インスピレーション
’自分の感受性を慈しみながら、物事や人様をあるがままに受け入れ、赦し、手放すことで癒していく’ということでしょうか。
この満月の後に続く22日の秋分の日もまた、私達の意識に働きかける大事なイベントになりそうです。
これを書いている間も、半影月食のパワフルなエネルギーをガンガン感じてます(笑)。