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シトリンが誘(いざな)う洞察の旅1〜序章&表裏一体〜

個人的なことで恐縮ですが、最近の私は気が付けばシトリン・フィーバーの真っ只中にいます。

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私達が目にする、また身に起こる物事には全て意味があります。本当はそれそのものはニュートラル(意味が無い)なのですが、一旦、私達、個々人が五感や直観を通じて捉えた途端、そこに意味をもち始めるのです。それは’自分というエッセンス’を知り、味わう手段であり、この人生という漠然としたものに’体験’という彩りを与えてくれます。誰かにとっては何の意味を成さないのに、自分にとっては強烈なセンセーションとして衝撃が走ったりします。そういうものを’サイン(印)’と言い、私にとっての分かり良いインディケーターとなるサインのひとつに’クリスタル’があります。クリスタルはその構造が放つとても明晰で確固たる波動が、私にとって、その時々の自分自身についてや今、身に起きていることを多次元的に洞察するのを助けてくれるからです。

・・・そんな中、今、私の所にはシトリンが続々とやって来ているというわけです(注:もちろん歩いてやってくるわけではありませんよ・笑)。しかもあからさまに重要そうなメッセージを引っ提げたマスタークリスタル級のシトリン達です(汗)。しかもしかも、そのことを他人に指摘されて初めて気付くという、まさに無意識で引き寄せていることから、私の中の内なる警報ベルが音を立てて鳴り始めました。

そして、この出来事を通じて得られた洞察をここに書く必要(半ば強制的に)を感じましたので、皆さんにとって何の意味があるのか分かりませんが、期待をもたず(・・・)これから数回に分けて書いていこうと思います。

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市場で流通されているシトリンと言えば、大半がアメジストを加熱処理したものです。それはシトリンの産出量が圧倒的に少ないということと、天然シトリンの色は大半がほんのり色付く程度のものから茶系を含めたスモーキークォーツのような割りと渋みのある色になり、黄色水晶という別名から想像するいわゆる分かりやすい鮮やかな黄色という色合いではないのです(もちろん、明るく鮮やかな色の天然シトリンも存在していますが、同じ大きさの水晶の数倍の高値が付きます)。

そこで安定した流通と美しい色味にするために、アメジストを加熱処理するのです。

「なぜ、あの紫色のアメジストを使うの?」

と思われる人がいるかもしれませんが、実は、天然のシトリンはアメジストが自然の放射熱を浴びてできるのです。シトリンの黄色もアメジストの紫色も共に同じ成分を含みながら、放射熱によってその水晶構造中の電子バランスに変化が起き、アメジストだった水晶に光が当たると’青紫色の波長を吸収し、黄色を中心とした色の波長を反射する’ようになるため、黄色に見えるシトリンが誕生するのだそうです。人工的にアメジストを加熱処理してできるシトリンもこの原理によるのだとか。

「紫色だったものが黄色に見えるようになるだなんて!」

しかも、紫と黄は補色の関係という、相反する色味です。

まずは今回はここまでに致しましょう。

皆さんにはどんな気付きがありましたか?

・物事はニュートラルなのに、私達の思考の色眼鏡が世界の見え方を変える?

・シトリンは何を意味する?黄色のカラーヴァイブレーションもつ意味との関連?第三チャクラ?

・ある出来事(この場合、放射線を浴びる)をきっかけに以前とは全く別のもの・状況に変わるという(アメジストがシトリンに変わる)、変容が起こる?全てのものにその可能性がある?

・何かを見る時、同時に何かを見失う?(アメジストと定義した瞬間、それはシトリンではなくなる)

・物事は相反する2つの性質から成り立っている?把握している(と思っている)物事の性質(状態)は、同時に把握できていない(内なる)相反する性質(状態)の支えによって成立している?

・・・「何をゴチャゴチャと理屈を言ってるんだ。人生なんてもっとシンプルで起こる物事は全て偶発的なんだよ!」

と思われた方も、それもそれでその通りだと思います(私も半分はそう思ってますし)。

大事なのは何を感じ、どう受け止めたかなのです。あなたのその意識の在り方が、「私」という視点を作り、そして「私」という視点からみた世界を作るのですから。