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[乙女座の新月]内から外へ向かう架け橋

 

9月20日14:30に乙女座での新月となります。

占星学では太陽や月などの天体が巡る12サインは人の霊的成長のサイクルも表していると考え、

その中で乙女座は、黄道十二宮の前半、牡羊座で始まった6サインにまたがる「自己の内側と向き合い育てる」プロセスの最終ステージになります。

今年は特に、この乙女座の前の’獅子座’のテーマが強烈にフォーカスされました。(ノースノード、ライオンゲート、そして、二度の獅子座での新月と日食がありましたね。)

つまり’真の自己を表現し、純粋にハートから生きる’ことを私達は決意し、取り組んできました。

ここまで’自分の内側’にフォーカスしてきたことを、もう一度、しっかり見直し、調整するのが乙女座のプロセスです。

乙女座はその女性性を大いに活かした繊細な感受性のセンサーでもって、

これまでに獲得したひとつひとつの体験を細部にわたって分析・発見していく

という’実直で現実的な行動’を起こします。

乙女座は「土」の元素に対応するので、物質や現実レベルで動くのです。

真面目で几帳面、責任感をもって取り組みます。

面白いことに、それを構成しているパーツへの研究と定義づけにはこだわるのですが、

全体としての完璧さや絶対的な結論は求めません。

それは、世界(宇宙)は常に動き変化し続けていくことを知っているから。

また乙女座は、

蟹座で育てた「客観性」と獅子座で獲得した「主観性」という二元性の調整をしていくことで、

前半のプロセスの’内なる自己の育成’の完成を目指すところでもあります。

この性質は、黄道十二宮の6番目である乙女座の「6」のもつ、’相反するエネルギーを統合する’数秘的エネルギーにも表れています。

少し難しい解説になったかもしれませんが、この新月は特にこの乙女座の性質が強力となるでしょう。

それは月だけでなく、太陽、水星、火星、金星という、私達個人の性質を育むとてもパーソナルな天体5つがこの乙女座に一同するからです。

特に、月と太陽は度数的にもピッタリ重なります。

そして、この乙女座の新月が向かう先は・・・

9月23日の’秋分’です。

いよいよここから、ホロスコープ円の上半分のプロセス、

ここまで向き合ってきた内なる自己を外に向かって具現化していく

というステージに突入していきます。

過去半年、じっくり向き合い、取り組んできた内なる自己が

物理レベルで見える形となって現れてきます。

つまり、自分を取り巻く状況や人達として確認できるようになります。

そう、いつだって私達はこのようにして自分の世界を創ってきたのです。

秋分以降、私達はどんな世界を目撃するのでしょうか?

そこからまた半年、自分の外の世界を通じて関わりを通じて

霊的成長をしていくプロセスに入っていきます。

乙女座新月はこのプロセスへ入っていくにあたっての重要なステップです。

是非、いま一度、自分が心から望む自分の在り方をしっかり意図していきましょう。

最後に、この乙女座の新月と、それと重なる太陽のいる度数からサビアンシンボルをご紹介します。

乙女座28度「パワーを掴み取った禿頭の男」

「体裁を取り繕うことのない生き方。意味のないものを破壊する。そのための決断と行動は回避できない。力と意志を持って強制的に突き進み、状況に対処する。」