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王の自覚

体がだるかったり、やたらと睡魔が襲ってきたり、記憶が飛んだり・・・

こういったことが起こるのは何も急に暑くなってきたからという理由だけではありません。

それは先日の蠍座の満月についてもそうです。

そこに至るまで、そして満月の日も、違う視点で、また大きな視野で見れば、ただ認識できていないだけで実に色んなことが起こっています。

例えば、その蠍座の満月の影響のもと、ドラゴン・ヘッドと呼ばれる月と太陽の上昇交点が、18.5ヶ月ぶりに乙女座から獅子座の位置に移動しました。

ドラゴン・ヘッドが獅子座に入ったことは、

王者を象徴する獅子の如く、文字通り

’自分が自分の世界の王(トップ)になる’ことをマニフェストしていくことを示します。

王になるとはどういうことなのでしょうか?

自分の人生に自分が権限をもつということです。

王は人の顔色を伺ってヘコヘコ頭を下げたり、誰よりも人のために自己犠牲を払いません。

野生動物のライオンも、他の動物達の食べ残した僅かに残る獲物の屍をビクビクしながらハイエナ達と漁るようなことはしません。

「私は私である」

ということに誇りをもち、自分であることに確信をもっています。

これは、’まずは自分自身を一番に大切にする’という姿勢からきます。

私達は、自分のことを後回しにして他者のために尽すことがまるで美徳であるように刷り込まれていますが、自分に優しくできない人は他者に優しくできません。

本当の意味で他者を助けることができるのは、自分が満たされた後の溢れた余力ででしかないのです。ここで初めて奉仕ができるわけです。それまでは自己犠牲でしかありません。

自己犠牲は誰も幸せにしません。

それよりも王は自分自身を輝かせ、表現することが本当の意味で自分の世界を救うことを知っているです。

この流れに繋げるために、

蠍座の満月の期間は、真の王になるための前修行のごとく

深い潜在意識下にあった感情や思考の埃が吹き上がった強烈なデトックスの機会になったのでしょう。

王たる心得として

1,自分自身を喜ばせ、楽しませ、満たすことだけをやる。この時、他者のことは気にしない。

2,起きてしまったこと(結果)に執着しない。過去を振り返らない。

3,自分を憐れまない。自分に誇りをもち、褒め称える。

4,動きが拘束される鎧(制限)や重すぎるマント(プレッシャーや重荷)は脱ぎ捨てる。

5,決断はいつでも自分で下す。

6,自分のハートに従って、実行する。全ての行い、発する言葉は心からのものに限る。

7,自分で決めたことに責任をもつ。

8,自分の王国は自分が創っていることを自覚する。不平不満を言ったり、誰かのせいにしない。

9,自分自身を信じ抜く。困難の時こそ自分の強さを知る機会になる。

10,孤高を愛する。ひとりでいる時間が自分を高めることを知っている。

11,自分には望むものを獲得する権利、満たされる義務が当然あることを知っている。

12,どんな時でもありのままの自分をただ受け入れる。そうすれば他者や状況も受け入れることができる。

・・・なんていうのはどうでしょう。

ただこれは私の思う’王たる心得’ですので、

皆さんは自分がそうありたいと思う王としての心得を考えたら良いです。

私達、一人ひとりが自分の世界の王であり、権限をもつのですから。

これから自分のなりたい自分や在り方、生きたいと望む世界を

自分で意図し、デザインし、表現と創造をしていく次元に入っていきます。

それこそが本来の私達の魂のもつ性質であり、

ここに生まれてきた理由でもあるのです。

そして、今日から太陽(私達の生きる動機と目的意識)が双子座に入りました。

これもまた王としての歩みの追い風となるでしょう。

これについてはまた次の機会に。