前回からの続きです。
’その存在は有限だが、あなたは永遠である’
あなたが盲目的に信じてきたその存在は’限り’があります。しかし、あなたは本当は無限であり、永遠なのです。その存在はあなたにその事実を気付かれたくないので、必死で自分の作り上げた幻想の世界にあなたを閉じ込めようとしているのです。あなたは気付かぬうちに余りにも長い間、その幻想の世界にどっぷり浸かり、あなたの真実についてすっかり忘れてしまいました。
その存在は自身に限りがあるため、あなたにあらゆる’制限’を与えます。それは時間や空間をつくり上げ、そしてあなたの永遠なる無限性という性質をあたかも有限であるかのように、あなたに思い込ませました。つまり、あなたは自分が肉体からなる一個人として認識し始め、孤独に悩み、いつか訪れる’死’を恐れる者となったのです。
’自分の王国の王であることを思い出しなさい’
分かりませんか?あなたが信じている、その存在が作り上げた世界だけが幻想であるだけなく、その存在自体がそもそも幻想であるということを。
なぜなのでしょうか?
それは、その存在は、実はあなたが作り出したものだからです。
そう、これはパラドックスなのです。
つまり、あなたの中の「自分は’分離した有限の存在’なのかもしれない」という思考がこの幻想世界を作り、作ったあなた自身がその袋小路に迷い込んだ状態なのです。
だからあなたは世界を作ることができるクリエーター(創造者)なのです。
しかし、あなたの中の分離や有限の思考が作り出す世界にあなたが満足していないのであれば、
あなたはこの世界を作り変えることができるのです。
’王なる者は太陽に従いなさい’
あなたの望む王国を創造したいのであれば、まずはあなたの太陽を見つけなさい。
あなたの太陽とは、あなたの意識であり、意志です。
そして、あなたの本質であるスピリットが流出した魂です。
あなたの太陽は、あなたのみぞおちから光を放射し、
あなたを情熱に駆り立て、躍動感と喜びで満たし、
あなたの鼓動を高鳴らせ、あなたに力強い一歩を踏ませます。
あなたの太陽が、あなたの目指す王国の創造へと照らしてくれます。
’見られる側から見る側になりなさい’
太陽の照らす光とは、あなたの意識的な’目’なのです。
影とはその光が当たっていない部分です。
あなたの中の意識的な目で見えていない部分が、あの存在を作ったのです。
つまり、’奴隷とは見られる側のこと’であり、
’王とは見る側のこと’なのです。
自分の太陽に集中しなさい。
そして、あなたの全てを肯定しなさい。
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前回の記事を書き始めた途端、私の中の太陽が燃えるように熱く、ざわめき始めました。
自分でもどんな展開でこの記事が進んでいくのか分かりませんでしたが、ドキドキしながら、私の太陽に従い書き進めました。文中の斜体の太文字で書かれている言葉は、書いている間、繰り返しはっきりと私の心に訴えかけてきたものです。
私達の太陽は、おそらく、お互いの太陽と繋がっているのでしょう。
これを読んで下さっているあなたの太陽が一層、輝きますように・・・。