2月26日23:58に魚座で新月が起きます。
今回の新月はまた格別感があります。
まず、金環日食(日本では見えません)です。「食」は月のエネルギーをよりパワフルにします。
そして、この日食の間、魚座には月の他にも海王星、太陽、水星の4つ天体と小惑星キロンが同座します。
今回の記事の件名を「壮大な〜」としたのは、たくさんの天体が同じ場所で共にするだけでなく、舞台が’魚座’のもつテーマにあります。
魚座は、太陽の軌道である黄道12宮の一番最後のサインで、「存在する全てのものが絶対無限の源に帰る」ことを象徴します。そして次に太陽が牡羊のサインに入る時(春分)までの水面下で、「新しく生まれ変わる変容の状態」でもあります。
つまり、「個」の境界線が曖昧になり一なる全体の中に溶け込んでいき、無意識、無限性、普遍的な愛、神秘的なものなどの世界を表します。まるで時間が止まったかのようにどこまでも限りなく広がる、透き通ったターコイズブルーの海の中にいるような魚座。
ー 「私」という個を超越して、自分の外の世界と繋がり融合していくこと。
ー 自分の喜びや幸せが他者(世界)の喜びや幸せにもなっていくこと。
ー 他者に対して自分と同じように愛をもって関わっていくこと。
ー 本当は皆が同じ所(源)から来ていて、それぞれが懸命に生きているということを理解し共感すること。
前述した多くの天体の豪華共演もあり、この魚座の舞台はとても根源的な本質と向き合わせてくれる壮大なスペクタクルのような時です。
この時期は頭で考えて何かを無理してやるというよりは、前回の記事で書いた「2」の数秘学的エネルギーと共に魚座の世界とが相まって、’流れに委ねてみる’という感じで良さそうです。
そして、この魚座の時に私達の魂を輝かせるキーワードがもうひとつ。
「喜びをもって世界(他者)に’与える’」です。
ここまで読んで頂いて、あなたが感じたことを大切に受け止めてみて下さい。それが、あなたにとってのこの今という時の在り方(テーマ)になると思うからです。