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【皆既月食その後と火星逆行&最接近】魂の中心で’私’を叫ぶ!

今世紀最長時間と言われた7月28日の皆既月蝕後、いかがお過ごしでしょうか?

私の場合、月蝕直前も只者ならない空気を感じて、当日は気が付けば死んだように寝入ってました。

自分の意識の深い深い底に落ちていくような感じで、意識が肉体に戻らなければこれを’死んでいる’というのかもしれませんね(笑。いやいや笑い事じゃないか)。

日蝕や月蝕は、月のエネルギーがかなり強力で、私達のライフステージにおいてターニングポイントになるタイミングであったり、その影響も半年から1年といったロングスパンで及ぶ特別な新月、満月です。

そして、’蝕’はそれが起きた直後からの影響が強烈だと言われ、今までにない何かしらの劇的な変化が起こり、それにより緊張や混乱、動揺を感じる時を過ごしている人も少なくないかもしれません。

この緊張や混乱は、あなたが一時的な意識的なカオス(無秩序)を体験しているからかもしれません。

なのであまり心配せずに、むしろ’カオスは’何か新しいことが生まれる前触れ’であることも多いので、自分を追い込みすぎず、むしろこの貴重なプロセスの体験を楽しむぐらいな気持ちで乗り越えましょ^^。

宇宙もカオスの中から誕生した、と言われていますから、私達はきっと何かとんでもなく凄いものを生みだすはずです(もちろん、見えるものとは限りません)。

そして本日のビッグ・アナウンスメントは、「火星の地球への最接近」です。

こんなにも火星が地球に大接近するのは15年ぶりだそうで、火星の地球への気象的な影響として’暑さ’と’乾燥’はあるようです。どうりで今年の夏の暑さは異常なわけですね。

アストロロジー的には、火星は能動的な男性性のエネルギーで、特に自分の外に向かってフォーカスしたことへの主張や行動にエネルギーを注力していく私達の中の性質を表します。

この火星が先日の皆既月蝕と重なり、今は水瓶座を逆行中です。

ただでさえ強烈な負荷がかかっている時期でどうしたら良いのか分からないというお声をちらほら聞きますので、私が皆既月蝕後から体感している感覚と合わせ、天体の動きなどから’今、起きていること’や’この時期、どこに意識を向け、どのように対処したらよいのか’をシェアしたいと思います。

潜在意識の中のシャドウを知る

今回の強力な皆既月蝕は、普段は認識できない潜在意識(月)の隅々まで顕在意識(太陽)の光が徹底的に照らし出されました。通常の満月ではここまで起きません。

このことは潜在意識の中のさらに深い部分(シャドウ)のことを顕在意識に上らせるため、いままで気付かなかったこと、今までは無意識にやり過ごしてきたことなどの意味を深く理解できるかもしれません。

特に自分の感情の部分において、なぜか分からないけれど普段から無意識な反応として出て来る感情と、それを感じている自分の中で起こる不穏なものが何なのかなどが、具体的もしくは感覚的に理解できるかもしれません。

そして、今回、もしかしたら既に手放したと思っていた感情の根深い根がまだ残っていたことにも気付くのかもしれません。

とにかく’自分の中にこんなものがあったんだ’と受け止めることが大事な気がします。

過去の掘り起こしと振り返り

上記に加え、この皆既月蝕は過去世を表すドラゴン・テイルと共に起きました。

そして、過去のパターンの見直しや振り返りの機会を与えるとされる惑星逆行ですが、今回の月蝕の月と重なった火星が逆行中であることから、

’過去世および今生の過去の体験における自分の行動パターンを振り返り、自分の自己実現の方法を確立する’ということの機会を与えられているようです。

特にこの火星は水瓶座を逆行中ですので、

  • 既成概念や古い信念パターンの枠の中に自分のやりたいことを押し込んでいないか
  • 目指していることは本当に自分の心から望んでいることなのか
  • 我欲や目に見えるものの獲得や所有に囚われていないか

に焦点があたりそうです。

これに加え、火星逆行で気を付けたいのが、
’目的や意図を見失って、衝動的な行動に出やすいこと’
’冷静さを見失い、怒りで突き動かされないようにすること’
でしょう。

この怒りは皆既月蝕のシャドウも受けているため、過去の出来事や体験を通じて得た’怒り’、つまり、

  • ー過去の状況を自分の狭い認識レベルで捉えた結果(他者や他の視点でみたら違って見えたかもしれない)の怒り
  • ー過去の苦しかった、辛かった、許せなかったという抑え込んだ感情が噴き出した怒り

を今、体験しているかもしれません。

こんなこみ上げてくる怒りを感じたら間違っても他者に吐き出さず、自分ひとりの時に感じ尽くし、時に声に出したり、紙に書くなどして感情を解放してみるとよいと思います。

過去の「私」は「私」ではない

上述したように、只今、意識の中で過去もしくは過去世での体験を通じた振り返りや感情の認識をしているのですが、これは’過去からの延長としての「私」’を切り離すためのプロセスだと思っています。

つまり現在、「私」は今にしか存在していないという真理が、地球や人々の意識レベルが次元上昇したこの特別な時代のタイミングに合わせ共鳴していくための調整期間なのだと思うのです。

私達の多くが、意識的にも無意識にも過去の自分をずっと引きずって今まで生きてきたのではないでしょうか。

それが、’自分にはできない、出来るはずがない’という自己価値を下げたり、自分の可能性を’自分で’狭めてきました。

存在(在り方)とは時間軸上に縛られるのではなく、’今の意識の選択’によって成立するということを、頭でなく感覚として受け入れている時が、まさに今なのではないかと思います。

ただ過去の「私」は「私」そのものではないですが、「私」の人生の体験を彩るひとつの観点のピースではあります。

体験に善し悪しはなく、全ての体験は魂が「私」を知り、自身を進化させるために獲得するかけがえのない宝なのです。例え今はひとつひとつの体験が’不規則な点’のように見えるかもしれませんが、後でそれが’線’となって見える時が必ず来ます。

なので過去の体験をジャッジしたり否定すること、特に上述したように火星逆行で過去の体験からの’怒り’を持ち続けることは、いつまでも私達を過去に縛り付けることになってしまいます(しかも、苦しいですし> <)。

’今’に自分の意識をもつ生き方へのこのアップデートをスムーズにさせるためには、これら過去に張り付いた感情を手放す必要があります。

正直、私も苦手ですが、やはり過去にこれらの感情を自分が掴んだ理由(状況など)や対象(誰か)に対して、「赦す」しかないのでしょうね。

どうしても許せない相手がいたらその人のために赦すのではなく、自分のために赦して下さい。

’許す’ではなく、あえて’赦す’と書いているのにも意味があって、簡単に言ってしまえば’罪を憎んで人を憎まず’ということです。

「私」の統合と再認識の時

そして今、私達の魂であり人生の目的でもある’太陽’が自分を最も輝かせる獅子座にいます。

過去の「私」という観点のピースを統合し、魂がこの生で選んだ「私」について再認識したい時です。

というのも獅子座で魂は、「私」という主役が人生という舞台でどのように自分を表現し、創造していくか、というテーマに取り組む時だからです。

「私」と「私の人生」の核をつくる太陽が今、再び、’魂の本質に沿った本物の輝き’を見つけようとしています。

あなたの魂(太陽)は百獣の王でもあるライオン(獅子)のサインで目覚めの鐘の音を聞いています。

過去を引きずって自分の価値や能力に希望を失い、自分を他の肉食動物が食べ残した動物の屍の僅かな肉を狙ってやってくる他の動物と競い合いながら辛うじて一口食することがやっとの弱小動物だと思っていませんか?

時々、水面に映った自分の姿を見て、何か大切なことを忘れているような気がしながらも、目の前のことで、毎日をただ生きるだけで精一杯で・・・。

だけど、あなたはここで気付けるかもしれません。

その水面に映った自分の姿は弱小動物ではなく、本当はライオンであるということに。