まずは、この度の台風21号と北海道の大地震によって被災された方々に一日でも早い復興を心から願っております。
こういった大規模な震災は、私たちに’生きること’について根本から揺るがし、見直させられますね。
それはただ肉体をもつ人間としての’死’だけでなく、「何のために生きているのか」ということを。
さて、結局、直前の記事になってしまいましたが、9月10日3:01に乙女座で新月を迎えます。
私個人の体感ですが、台風や地震が起こったことも影響したのか、この数日間は尋常でない程、体が重たく、意識が落ちるような睡魔に襲われ、久しぶりにゆっくり休んでおりました。
そんな中で迎える、今回のおとめ座の新月についてポイントをおさえてシェアさせて頂きたいと思います。
◆圧倒的な女性性のエネルギー
今回の乙女座・新月は、主要な10天体が位置するサイン(星座)の元素が「水」3つ、「地」7つとなる女性性のエネルギーが圧倒する新月になりそうです。(火や風にはひとつもありません。)」
ということは、
にフォーカスされそうな新月です。
ちなみに今回の新月が起こる乙女座の元素は「土」ですので、’現実的なこと’でエネルギーが動き始める時となりそうです。
◆不可能に思える夢や目標を叶えるミラクルパワーが発動
あまり軽々しく’ミラクル’という言葉を使いたくないのですが、今回はこの言葉を使うに値する力が働く新月となりそうです!
この新月は、’現実化させる超強力なパワー’をもっています。
まず、今回の新月では、’現実化させる大きなエネルギー’を生む「地」のグランドトラインというのが起きます。(裏付けを説明しているだけなので用語は分からなくても意味が分かれば大丈夫です^^)
これは、長期間、一生懸命努力したりしなくても、夢や願いが’あっさり、スムーズに’叶いやすい、というものです。
いい〜ですね〜。
ですが、大前提として、現実世界で夢や目標を現実化させるためにはそれを叶えるための’行動’はする必要があります。当前ですが。
そしてさらに今回の新月はこんな風に私達に言ってくれている感じがするのです。
「今回だけでも夢はでっかく持て!妥協するな!初めから不可能だと勝手に諦めるな!この新月は魔法がかかるぞ」
え?男の声(笑)?
さておき、そういうことです。なので、前回の記事で、無条件に自分が心から望むことについて考えてもらうように書きました。
このワークをやってみてどうでしたか?
それは今の自分や自分の状況ではとても無理だと思えるようなことでしたか?
だとしても、今回の新月はちょっと冒険してみませんか?
この新月では現時点で現実的に不可能に思える自分の心から望むことを新月の願いに託してみませんか?
この乙女座に位置する新月の真向かいに、宇宙の無条件の愛を司る海王星が自分のホームの魚座からこのミラクルエネルギーを発動しくれています。
そして、他の強力な宇宙エネルギーをもつ天王星や冥王星も今回、この流れに調和的に働き、サポートしてくれています。
・・・さらにこれを後押しするタロットのアーキタイプのエネルギーも働きそうです。
この新月では、月と太陽が乙女座のピッタリ17度0分にいます。
タロットの「17」のカードは、’希望’の「スター(星)」カードです。
このカードの中の裸の女性は片方の壷から(やや不安気な面持ちで)自分の夢や希望を無限の可能性の湖に流し続ける手元にばかり視線を集中していて、もう片方の手の器から流れ出た水は地に流れ落ち、枝分かれして現実化が始まっていることや、今まさに自分の背後で大きな星と7つの小さな星が光り輝いている(既に夢や希望が叶っている現実のテンプレートが作られた)のに気付いていないだけなのです。
私はこの新月のエネルギーはまさにこの「スター」のカードのエネルギーがあるように感じています。
さらに、数秘のエネルギーでも、2018年9月10日→「3」となり、’現実化のためのエーテルプリントが創造される’ことを表すエネルギーが見られます!
ここでの鍵は「自分が無条件に好きなこと、楽しいと思えること」が基盤にあることです。
自分の夢や希望なのだからそんなの当たり前と思う人もいるかもしれませんが、多くの人がほぼ無意識に条件や制限の枠の中で考え、感じるようになっています。それどころか、その制限の枠の中に自分を押し込んでいるのは自分であることさえもなかなか気付けなかったりするのです。
あなたの魂が喜ぶことは何ですか?
◆気を付けたい心のトラップ「奉仕か犠牲か」
この新月が起こる乙女座は、12サインの成長プロセスの6番目「自己調整」のステージに当たります。
このステージでは、これまで自分の感覚・思考・感情を通じて自己を発展させ、乙女座の一つ前の獅子座で’取り組んだ自己を表現すること’を含め、全て内省し、’「私」はどうあるべきか’という内的自己を成長させる最終段階になります。
さらに乙女座はこの次の天秤座からの「他者の世界」のプロセスに目を向け始めるため、内的自己も他者を意識した自分の在り方を見つめるようになります。
このことから、乙女座は「誰かのニーズに答える」意識が強くなるため「人のための奉仕」という性質が培われます。実際、乙女座は、細かいことに目が行き届き、責任感が強く、几帳面で真面目、人を成長させる、育てる性質があります。
ただ獅子座までのプロセスで内的自己が完成されていない、つまり’自分が満たされていない’と、この乙女座の「他者奉仕」が「自己犠牲」になってしまいます。
「何で私ばっかりやらなきゃいけないの」
「私はこんなに与えているのに、誰も自分に与えてくれない」
というような、自己憐憫や被害妄想も生みやすくなります。
この乙女座・新月では、感情も刺激されるので、是非、この部分を確認してみてください。
個人や社会関わる7天体は全て順行になっていることもあり、この新月以降、あらゆることの流れが一気に加速していきそうです。