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【水瓶座・満月&皆既月蝕】魂の世界が交差する燃ゆる月

前回7月13日の蟹座の日蝕から始まった、この独特な蝕祭り(!)の期間をどのようにお過ごしでしょうか?

今年は年明け早々の1月31日に「スーパーブラッド・ムーン」と呼ばれた獅子座での皆既月食を皮切りに、こんなにも「蝕」が多い珍しい年ですよね(ブルームーンも2回ありましたしね)。

そして、私達は3回立て続けで起きている「蝕」の期間の真っ只中にいるという状態の中、明日、7月28日は水瓶座・満月の皆既月蝕を迎えます。

皆既月蝕は月が赤銅色に見えるため「ブラッド・ムーン」とも呼ばれていますが、今回の皆既月蝕は120年に1度といわれるほど長い時間起こる月蝕だそうで、そもそも「蝕」は通常の月のエネルギーを強めることから、この月蝕は相当パワフルな満月になることを示しているのが分かります(というか、既にビシビシ感じてます笑)。

だからこれを読んでいるあなたが、ここ最近ずっと何とも言えない、だけど今まで体感したことがないような空気感や心の状態にあったとしてもおかしくないわけです。

少し前からもう自分の心の中の揺らぎという曖昧さでごまかすことができなくなり、いろんなことがはっきりとした現実レベルの形で自分に容赦なく突きつけてくる状態が続いている人も多いかもしれません。

天体配置から私達の意識への影響を読み取るアストロロジーの観点からみても、今回の皆既月食はかなり強烈なターニング・ポイントになりそうです。

ここ最近の記事で、「強烈」や「ターニング・ポイント」という言葉を使い過ぎてインパクトが弱く感じられるかもしれませんが、この皆既月蝕だけでなく、前回の日蝕の前の7月上旬辺りから8月中旬頃までの、このパワフルな「蝕」は良くも悪くも、あなたの人生の中で重要な大きな変化が起こる可能性がありそうです(もう、起きた人がいるかもしれませんね)。

この皆既月蝕のもたらすテーマをポイントでまとめてみたいと思います。

①これまで見えていなかったものが明らかになる、また1つの到達点や結果を見る

満月の基本的な性質に加え、月蝕ではやや長期的に取り組んできた事に対しての’答え’が見えてきそうです。

②魂の基盤と目的とのすり合わせ&浄化の時

7月23日に太陽は自分のホームである獅子座に入り、その輝きを一層増している中、迎えるこの月蝕では、太陽(顕在意識、人生の目的)のもつ魂の光が真正面から月(潜在意識、心の基盤)を照射します。

花(あなたの魂)が、光(魂の目的)に向かってぐんぐんと進む(太陽)ためには安定した地盤(月)が必要です。今回、あなたの月にかなり奥深くまで太陽の光が差し込むでしょう。

「本当は私はどうありたいのだろう」

という自分の存在意義や生きる目的について、あらためて深く向き合うことになりそうです。

そして、「魂」が思い感じる「私」でないもの(考え方、人間関係、環境)が明確になり、それを手放すことをしていくのかもしれません。

そして’純粋な自己存在である「私」’という部分に魂レベルでの癒やしが起こりそうです。

③強烈な破壊と終焉の大変容のタイミング

本当は通常の満月というだけでも、私達の意識に強力なインパクトを起こすのですが、今回の月蝕は睨み合う太陽ー月を煽るように牡牛座の天王星と水瓶座の火星がガンガンと容赦なく刺激してくるでしょう。

第一の鍵は、4月頃からここでも書いてきた(関連記事)、「自己価値」なのでしょう。

ここが取り組めてないと、かなり揺らがされそうです。というか、今回は、あなたがここを避けようとしても、外からバン!とやってきますぞ。逃げられそうにもありませんので諦めて下さい(笑)。

そして第二の鍵にもなるのですが、この「自己価値」は「自分と他者との関係性」に影響しそうです。

自己価値は精神的・実質的自立がつくり、これが’魂の奏でる「私」’を外の世界に向かって表現することができ、それがまた他者や世界にカラフルな’個性’という刺激を与え、調和した全体を作ることにつながると思うのです。

実は、この「自己表現」と「全体性」との調和された統合は、蝕が起こる2つのノード点を結んだライン、ノード軸のある「獅子座」と「水瓶座」のテーマであり、私達は潜在意識レベルで2年近く取り組んできたんです。

そして、今、その最後の仕上げに取り掛かっているので、ここも誰もがディープに向き合わされるところだと思います。

ただ注意点として、電気ショック療法で私達の意識に刺激を与えてくるこの天王星も凄いのですが、逆行中の火星の閉じ込められた欲求不満や怒りなどが抑え込まれている圧力窯状態です。そこに上記の自己価値が育まれていないと、自己卑下や被害者意識など歪んだ心の目で物事を捉えやすく、この怒りの自制を失い、一瞬で今まで培ってきた人間関係や状況を自ら壊しかねません。

世界の見え方は、私達の心の状態で全く違って見えるのです。

特に人間関係においては、26日に起きた水星逆行も侮れず(影響はもっと前から起きてます)、他者とのコミュニケーションで支障が起きやすく、相手に思いが上手く伝わらなかったり誤解が起きやすかったりしますので、

  • イラッとしても一息つく
  • 相手の言動と反応する自分の感情を俯瞰する

などして、このマーズ・アタックと水星逆行に備えましょう!

*ちなみにこの尋常でない暑さは火星が地球に大接近中のせいもあるのかもしれません。(今、月のすぐ側でギラリと光る火星をみることができます。)

④魂の世界が交差する時

冒頭でもお話したように、7月13日の日蝕、7月28日の月蝕、8月11日の日蝕(はい、まだあるんです笑)のこの蝕で挟まれる期間というのは、この今いる世界で自分の魂が時空間を超えて繋がる時だと言われています。

それは自分の魂の過去世ー現世ー未来世であり、現時点で同時に多次元で存在しているパラレルワールドにいる自己(自分の意識)であるとも言えるかもしれません。

この時期、こういった魂レベルでの(頭では説明がつかない)人、状況、場所、ものの何か不思議な縁があるかもしれません。

ちなみに、今回の水瓶座で起こる月蝕の月の場所のサビアンシンボルは「先祖の評議会」で、’先祖や過去の縁によるサポートや救いがある。意識の次元を拡大する挑戦。’と解釈されるそうです。

興味深いですね〜。

ちなみに私の友人は、最近、通りすがりに突然、話しかけてきたシャーマンと名乗る異国の女性に誰にも伝授したことがないというプロテクション(自己防御)の方法をその場で教えられたそうです。

⑤新世界の新ルールが作られる!?

今回の月蝕のキーナンバーとして、

  • 「444」:太陽と月のそれぞれのサインにいる位置の度数
  • 「1」:2018年7月28日の数秘エネルギー

から、既に突入している新世界(次元上昇した意識の世界)に見合った、地球上での私達の新しい生き方や在り方のためのシステムや構造が新しくなっていくのを現実レベルで体験するようになるのではないかと感じます。

ポイントは、

  • 今までのルールの’改善や更新’ではなく、全く新しいものになる
  • 自分の在り方や生き方のルールを決めるのは’自分’である
  • 各々が決めた魂の目的に沿った生き方のルールは全体として調和するようになる

なのではないかと感じています。

あなたの新ルールを作るために、今までの延長や現状からの視点ではなく、’情熱、夢、希望、欲’が満たされることが当然としてある世界に意識の焦点を当てるようにすることが大切な気がします。

夢の実現のアプローチの仕方だって新ルールを採用してもいいんじゃない^^!

⑥とにかく内観!

只今、5天体が逆行中です。この時期は、闇雲にアクションを起こすより、自分との対話のための時間をじっくりとりましょう。

この時期、無理して焦って行動しても、他者とのミス・コミュニケーションが起きやすいですし、怒りのコントロール不能で事態を一気に悪化させるだけかもしれません。

この時期にしっかりと自分と向き合った分だけ、この後、想像以上に大きく進んでいけそうです。

というわけで、こんなにも凄い月蝕なのに、直前の記事になってしまいましたが、これもまた読んで下さるあなたにとってのパーフェクトなタイミングだと思ってます。

この特別な時に共にいられる私達は、時空を超えた魂レベルで繋がるご縁があるんでしょうね^^。