【10月の魔法】関係性の結びの切り離しと新たな結び
今年も残すところあと2ヶ月となりました。
先月9月22日、太陽が天秤座入りした秋分は、この日を境に一気に秋らしい気候へガラッと変わったように、その前後の私たちの意識的なフェーズの切替えとなる境界線だったようです。
実際、秋分の前と後での自分の意識や体感覚の明確な違いを感じている人もいるのではないでしょうか。
それは秋分より前の世界線との切り離しが起きてもう後戻りしないということであり、秋分以降からは新しい世界線のフェーズがスタートしたということなのかもしれません。
それを表明するかのように、今月12日に山羊座で逆行中の冥王星が順行になり、来月20日の完全な水瓶座入りに向かってもう後戻りなしに最後の山羊座時代の集大成を収めていきます。
そのための重要な布石がいくつか散りばめらたドラマティックな展開が予想されるこの10月。
星の動き(重要な天体イベント)、数秘、タロットから今月のテーマを読み解き、そのテーマの流れをサポートするアロマ、フラワーエッセンス、クリスタルといったマジック・ツールを紹介します。
今月の魔法のテーマ
今月のエネルギー
<主な星の動き(天体イベント)>
- 10月3日:天秤座で新月(金環日蝕)🌑
- 10月9日:双子座の木星が逆行へ
- 10月12日:山羊座の冥王星が順行へ
- 10月14日:水星が蠍座へ
- 10月17日:牡羊座で満月🌕
- 10月18日:金星が射手座へ
- 10月23日:太陽が蠍座へ
<数秘>
2024年10月→「9」
<タロット>
「9・HERMIT(隠者)」
今月の重要なポイント
●上旬〜中旬までは「天秤座」のテーマ、下旬からは「蠍座」のテーマ
今月中旬までは、天秤座が表す「自分の心がつくったものを他者に受け取ってもらえるような客観性をもつ」ということにフォーカスがあたるでしょう。
創造は、創造したもの(心)を受け取るもの(器)があって初めて成立します。
自分の創造したもの(心)を一方的に差し出しても、相手にその器がなければ受け取ることができません。
なぜなら、相手の器というのは相手の心がつくったものだからです。
というわけで、「創造とは自分と相手の器のすり合わせをする」という共同作業であり、これが天秤座の「一対一の関係性」という重要なテーマにもなっています。
そして、10月23日からは太陽の蠍座シーズンの始まりです。
天秤座で自分と他者の互いの器の接点はもてたものの、それはまだ表面的で内部は分離したままです。そこで蠍座ではそれぞれの器をつくった自分と他者の各々の心を繋げることで2つの器の接点を‘融合’させていこうとします。
‘融合’するためには溶かすことが必要になります。
それは他者の心と融合するために自分の心の一部を溶かし、開いて、相手に明け渡すことです。
これまで秩序を保ってきた自分という世界に、他者という異質でパターンを壊すものを取り込むことで、それまでの自分の死と同時に、未知の新しいものへの変容というプロセスを促します。
蠍座で自分と他者の心が溶け合うことでひとつになろうとする深い繋がりの関係性へ発展させます。
●リセットと急展開による新たなフェーズが本格化し始める
秋分以降からは新時代へ持ち越せない古いパターンにあるあらゆるもの、特に今月はその中でも’人間関係やご縁’の強烈なリセットがありそうです。
そこは人間関係の別離、変化、新しいご縁といった出来事そのものという以上に、そういった出来事と自分の意識大きな変化とのリンクをこれまでにはない視点をもって認識できるかもしれません。
10月3日の日蝕を皮切りに11月20日の冥王星・水瓶座時代への着実なステップが、完全な流れの中でガンガンと突き進んでいくような気配がします。
今月のマジック・ツール
星々のエネルギーを宿り心と体と霊性を調和させる植物のアロマとフラワーエッセンス、星々のエネルギーを大地に結びつけて人や場のエネルギーを増幅するクリスタルの紹介です。
目の前の日常が自分の命のきらめきとして感じられますように。
●アロマ
- (上旬〜中旬)ゼラニウム、パルマローザ、ローズ、ラベンサラ、ジュニパーベリー
- (下旬〜)タイム、パチュリー、パイン、サンダルウッド、ブラックペッパー
●フラワーエッセンス
- (上旬〜中旬)スクレランサス「内的なバランスを保ちながら明晰な決断ができる」
- (下旬〜)チコリー「自分の中の深い愛情と強さで大切な人の世界を尊重できる」
●クリスタル
- (上旬〜中旬)ブルーサファイア、オパール、アクアマリン、アメトリン、アポフィライト、アベンチュリン、キャストライトなど
- (下旬〜)マラカイト、トルコ石、ゴールデントパーズ、チャロアイト、ガーネット、スモーキークォーツ、ホークスアイなど