【牡羊座・満月】2つの世界に同時に生きている自分に気付く

どうも!10月に入った途端に、また空気感や自分の感覚がガラリと変わった感じがしませんか?

もしかしたら、先月9月22日の秋分の日あたりで、何かしらエネルギー的な切り替えのようなものを感じた人も多いかもしれませんね。

それは、占星学的には、太陽(私達の自我意識の核)が天秤座の部屋に入ったからと説明することができそうです。太陽の黄道十二宮の旅の7番目のサインである天秤座は、

  • 思考、情報、知性を司る「風」のエレメント
  • 意識が外部へ向く男性性のエネルギー
  • 次から次へと新しいことを始める活発な動き(しかし安定や継続性がない)

という基本的な性質があります。特に、元々、形がなく軽やかな「風」の元素、男性格、活動宮ということで、瞬時に自分を取り囲む環境(雰囲気、人、もの)の情報をキャッチし、そこから客観的に自分の立ち位置や振る舞いを理解し、そのように行動する傾向をもちます。

自我意識(太陽)の成長のプロセスとしては、「他者から見られている自分」を強く意識し始めるサインになります。(それまでは「自分から見た自分」の意識成長のプロセスでした。)

そんな天秤座のテーマを語ったところで、10月2日に牡羊座で満月となりました(中秋の名月の翌日でしたね)。

実は、今回の牡羊座・満月は、興味深いことにホロスコープで見ると’天秤座的な’エネルギーが強い満月のようでした。(既に次回の天秤座・新月への流れをつくっているのかもしれません。)

なので、自分の中にある天秤座のエネルギーを意識して、この満月以降を過ごしてみるとよいかもしれません。

というわけで、今回の「牡羊座・満月」を最大限活用するために、天秤座の性質の中でも次元の高い部分である「抽象思考」を活性化させることがポイントになりそうです。

ですので、今回の記事はあまり具体的なことをグダグダ解説するようなものでなく、キーワードを中心に最小限にまとめるだけにして、あとはこれを読んでくださる皆さんが各々で抽象思考してみて頂きたいと思います♪

■キーワード①二元性を統合する客観的視点

善でも悪でもない、正しいも間違いもない、男でも女でもない、「私」でも「あなた」でもない、同一線上にある対極にある2つのものを、ひとつ上のレベルから観る視点をもつ。その視点で観ると、これら対極にあるものが’同じもの’の程度・傾向の差でしかないことが分かる

■キーワード②人間関係の認識のリセット

特に、パートナー(特定の相手)との関係性において、自分のアイデンティティー(自己認識)がひっくり返るぐらい、これまで見えてきたものと今、見えているもののギャップを認識するのかもしれない。それは相手が変わってしまったのではなく、自分の意識が変わったから。自分が今まで価値をおいていたことや、執着していたことを認識したり手放したからこそ起きること。

■キーワード③世界の完璧なピースとしての自分

自分が存在していること、自分の感じていることや考えていること、それを言葉にしたり(または胸にしまっておいたり)、自分のどんな在り方であっても、理屈を越えたところで(人間が理解できないところで)完璧なのだということ。自分であること、自分の人生そのものへの圧倒的な信頼。

■キーワード④事件(転機)は法(常識)の外で起きる!

補足無しです(笑)。文字通りです。

■キーワード⑤2つの異なるレベルで生きる自分

それはまるで、「自分の人生の物語の作家」として、と同時に「物語の中の主人公」として生きている自分がいることに気付くようになる。意識と無意識、肉体と魂(霊、ハイヤーセルフ)、日常世界と霊的世界(夢の世界)。

皆さんの毎日が、より豊かで満たされたものになるような何かのヒントになれば幸いです^^。