【2023年3月】・・・いよいよ始まる
3月1日の暦に合わせるかのようにピッタリと一気に春の陽気モードにスイッチが切り替わりましたね。
さて、とうとうやって来ました・・・2023年の3月。
ご存じの方もいると思いますが、少なくとも占星術の観点から、地上世界の人間にとって強烈な大転換の始まりの始まりとなると言われるのがこの3月です。
この3月の占星術的重要なイベントはこちら。
- 3月3日:水星が魚座へ移動
- 3月7日:★土星が魚座へ移動、乙女座・満月
- 3月15日:射手座・下弦の月
- 3月17日:金星が魚座へ移動
- 3月19日:水星が牡羊座へ移動
- 3月21日:太陽が牡羊座へ移動、春分
- 3月22日:牡羊座・新月
- 3月23日:★冥王星が水瓶座へ移動
- 3月25日:火星が蟹座へ移動
特に★は地上的・社会的インパクトが大きいイベントまたはその引き金になりそうな重要タイミングだと思われます。(→関連する以前の記事はこちら)
他に補足として、
15日(下弦の月)の海王星と火星のタイトなスクエアがあり、この前後の期間はいつもよりあらゆることに注意を払いたいところです。
21日(春分)は宇宙元旦でもあり、ここから1年の自分の在り方や生き方を刷新できるスタートになるため、翌日22日(新月)とこの辺りで、自分の夢や目標など明確な意思表明をセッティングするのに最高なタイミングと思われます。
また22日の牡羊座・新月は、実は来月20日もあり、今年2回同じ星座で起きる新月となります。2回起きるというほど重要なことを示しているため、この22日の1回目の牡羊座・新月でセッティングする新しい意図・目的や、またここで起こる自分の内外での出来事にも注視したいです。
できたら日記やメモにでも残して起き、来月20日の2回目の牡羊座・新月の時に見直してみると、何か大事な気づきがありそうです。
全てにおいて言えることだと思いますが、起きることには良いも悪いもなく、ニュートラルである出来事そのものを自分がどう捉えて反応するのかだけなのだと思います。
ただ今回からはじまる地上世界における強烈な転換的な流れは、個人的な個我レベルだけではなく、地上の集合意識レベルで根底から促されるものであるように思われます。
色んな解釈の仕方があるかと思いますが、占星術的な観点からみる一つの解釈の鍵になるものとして、社会天体である土星が移動する「魚座のサイン」(ここには既に海王星も滞在中)と、宇宙根源に繋がる霊的天体である冥王星が移動する「水瓶座のサイン」というのは、もはや人間が長らく自分という存在の軸足をおいていた’社会’というものを超越した領域だということだと思うのです。
つまりは、今まで当たり前に「これが自分だ」ということ定義、ないし存在証明していたものが消失していくということです。
これからますます問われていくであろうと思われる、
「わたしとは何か?」
という、そもそもの自分という存在の前提基盤を否応なく突きつけられてくるでしょう。
これからはじまること。
それは、「人間」という(概念の)枠を外される、ということなのではないかなと個人的には感じています。
これまでの人間という枠の中で「わたし」という存在者を捉える認識から、人間という枠を超越することで、’存在’そのものである自己の本質に触れていくという、とてつもなく壮大で深淵なプロセスが待っているのかもしれません。