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【射手座・満月】自己に繋がる叡智に弓矢を放て

最近、新作料理に次々、挑戦することで蟹座・火星の過剰エネルギーを使っている私ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

火星は4月後半辺りから「アウト・オブ・バウンズ」と言って、天体は通常、赤緯・北緯の23.26度以内に位置しているのですが、その位置を超えたところにいる場合を指します。そんな「アウト・オブ・バウンズ」が起きている天体はその性質も規定の枠を超えるとされて、良くも悪くも過剰なエネルギーで、エキセントリックだったり、クリエイティブなことだったりに発揮されたりすると言われています。

それが蟹座・火星で現在、起きているわけで、使い方を誤ると感情的な爆発が火星の攻撃性に着火しかねません。火星のエネルギーは、身体を動かしたり、新しいことにチャレンジしたり、目標達成のような建設的な取り組みなどに使うと、イライラや怒りを上手く発散させて有益に活用することができます。

さて、こんな流れの中、6月17日17:31に射手座で満月となります。

「私」を幽閉するラベルに気付く

前回の双子座・新月(→関連記事)からの流れで、今回の満月は‘人生の目的意識’を表す太陽が双子座(7ハウス)にある満月です。

双子座というサインには、自分や世界に関して‘知りたい’という知的好奇心、情報収集や知識の習得、思考、学習、コミュニケーションなどの性質ありますが、実はそれは、「私」という自我が‘自分は何者か’を知りたくて、「私は○○である」という人格を確立するための自分を定義する数々のラベル(意味づけ)を世界から掴んで自分自身に張り付けている行為でもあります。

私達が通常、「自分」だと思い込んでいる自分というのは、本質的な自己ではなく、「自分をこう見ているであろう他者視点」を意識した‘客観的認識で確立した自分’です。

未発達な双子座の性質では、他者の求める自分を演じ続けるためのラベルリングとして、頭に詰め込むような知識や情報などのスキルを得ようと‘努力’します。しかしそれは、自我の承認欲求を満たすことと引き換えにした、本質的な自己を売り渡す‘契約的在り方’になってしまいます。

このことは、つまり、私達は、他者視点の中で自分を確立しようとすればするほど、自己を失う運命にある、とも言えます。

「ありのままの自分」という言葉を耳にしたことがあると思いますが(このブログの中でもよく言及しています)、本当は、自分でこれが自分だと思っている「自分」について、こういった認識のもとで意識的に取り扱っていかないと、大抵の場合の「ありのままの自分」=「他者視点による客観的認識上の自分」であり、本質的自己(本当の私)ではないことが多いように思います。

「あなたがより完全を目指して知識や能力を得ようと、不安や焦り、プレッシャーや緊張の中にいるのであれば、その動機が自分の魂からの欲求や情熱からではなく、‘他者視点の自分になること(他者からの評価・承認を気にする在り方)’に固執してしまっているからですよ。」と、この満月の双子座・太陽が教えてくれているようです。内的な葛藤はいつも魂の苦しみの声なのです。


◆本質的自己と繋がる叡智に弓矢を放つ

このように生きていくために、また知的好奇心を満たすために「知識を獲得」する双子座的エネルギーは必要ですが、その動機や自分の意識の方向性が重要でした。

そして、さらにこの射手座・満月では、「ただ知識を獲得しても、あなたの本質的な自己には繋がれませんよ」とテーマを差し出してきます。

というのも、’知識’というのもまた、地上の権威・権力のある誰か(国家や特権をもつ支配層など)という他者視点から作られた客観的概念でしかないからです。

社会システムを成り立たせるために、そのトップが設定した概念(情報、思考体系)を皆で共有しているだけです。事実、時代背景やトップの入れ替わりなどで、こういった客観的概念は簡単に覆ったり、作り変えられたりします。

というのも、客観的概念とは世界の秩序と支配をつくるためのものだからです。漠然としてあるエネルギーや意識にその「存在」や「意味」が与えられるのもこの’概念(ロゴス)’によるものであり、そもそも、これによって「私」や「あなた」、そして「世界」が生まれたわけです。つまり、意識や視点の分離です。

今回の射手座の月は、この意識や視点が分離する前の、客観的概念が作り上げた世界ができる前の、根源的に存在している本質的な自己(おそらく、このレベルではもはや自我的「私」は存在しないと思われますが)がある所(次元)を潜在意識で感じられるタイミングなのではないかと思うのです。

そして、その本質的自己に繋がるために活用する射手座的エネルギーが、「自分の精神の中で、直接、リアル体験することで認識すること(叡智)」なのではないかと感じています。というのも、ここには客観的概念が一切入らない、’自分と内なる自分との絶対的関係性と直接体験という神性’が存在するからです。

そして、このことはまた、この満月の注意ポイントでもある「妄想、思い込み、現実逃避、快楽に溺れる、曖昧さ」といった落とし穴にはまるような流れを阻止してくれるでしょう。

さらに、本質的自己との繋がりで確立された主体性をもって、新しい価値観を受け入れ、新しい視野を獲得できるタイミングにもなりそうです。つまり、社会の常識や固定観念に囚われない、内なる直接体験で認識したことが自分にとっての新たな真実になる、という感じではないでしょうか。

今まで常識と思い込んできた客観的概念のフィルターを一度、外してみると、まるで今まで小さな針穴から片目を閉じて世界を見ていたことを痛感し過ぎて笑えてくるでしょう^^。

◆夢と現実の融合

ここまでの話にプラスして、さらに射手座のもつ寛容さ、楽観性、柔軟性は、いままでの固い・重い・固定された(と思い込んできた)物質的世界観ではにわかに信じられなかった夢や想像の世界が普通に現実になっていく感じがしています。

もしかしたら気付いていないだけで、この流れはもう既に起きているんですけどね。(詳しいことは、魚座・海王星に監視されているので(笑!)現時点ではここまでということで ^ ^;)。

この満月が起こる日(2019年6月17日)の「8」という数秘エネルギーを読んでみても、「表(見えている世界)と裏(見えない世界)のそれぞれを創造している物質的原理や、それら表裏を繋ぐ接続点を認識する」ような意識的ステージにいるような感じです。

これを意図的に活用するのであれば、目の前の物理的現実(過去)を基準に目的(未来)をを決めるといったような時間や物理的な制限に囚われた意識の選択をしない、ということではないでしょうか。

今、’無い’からこの先も’無い’というところに意識をしたら’無い’という現実を作り出すだけです。今が’無い’のと未来が’無い’ことは本当は何も確定しないのに、私達の意識がそれらを繋げて、過去(原因)→未来(結果)があるかのように作り上げています。

’無い’を存在させるのは他に’有る’ものが存在するからです。自分の中に’有る’ものに意識したり、’無い’なら’作れば良い’という方向に意識を向けたりした途端に、その実現のための次のヒントやチャンスが必ず現れます。

・・・そして、そもそも「’無い’という状態は良いも悪いもないニュートラルな状態でしかない」、という事実に気付かされるのかもしれません。

どこに意識をフォーカスするかは、今後の自分の世界の方向性や在り方をとても大きく変えていくように感じます。

既に今夜も満月直前の見事な月を見ることができました。個人的には、射手座らしい潔い覚悟と意志、大らかさを感じるような月でした。この度も素敵な射手座の満月をお過ごし下さい。

この後、22日は夏至が、そして来月には日食、月蝕といったエネルギー(二十四節気)や意識レベルにおいて、大きな転換点が続きます。こういうときは疲れが出やすいので心や身体を十分にケアすることをお忘れなく!

(この満月の占星術的ポイント分析)

  • 月:♐26°「旗手」/1ハウス
  • 太陽:♊26°「パームの枝を刈る男」/7ハウス
  • ♐月&木星:ややコンジャンクション
  • ♐木星と♓海王星:スクエア
  • ♑土星&冥王星&ドラゴンヘッドと♋火星&水星&ドラゴンテイル:オポジション
  • ♑土星&冥王星&ドラゴンヘッドと♓海王星:セクスタイル
  • ♋火星&水星&ドラゴンテイルと♓海王星:トライン